2025年入試問題分析～城北中学校編～

分数の通分・約分や逆算といった基本的な計算問題が出題され、数の性質や暗算を駆使して正確に解く力が問われる。解法の手順を着実に踏むことで確実な得点につなげる問題群となっている。

倍数算、長方形の対角線の角度、商品の値段差、塗り分け、そして円のおうぎ形の面積など多彩なテーマが含まれる。各問題は基本を押さえつつも工夫と論理的整理が必要な、幅広い発想力が求められる問題群である。

グラフや比を活用して、往復や追い越しといった速さ・時間の関係を読み解く問題群。出発・到着のタイミングや逆比例の関係から移動距離を正確に求める力が問われる。

展開図や切断面を用い、立体内の最短距離や体積を求める問題。空間把握や対称性の理解、複雑な立体の構成を解析する力が求められる内容となっている。

タイル配置による図形の型の個数を、規則性や対称性に注目して数える問題。各向き・配置の場合を整理し、論理的に場合の数を導出する過程で細部への注意が必要とされる。